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加古川市の根本治療専門院
鍼灸治療院きさらぎ 院長の独り言

ホームページでは伝えきれない役立つ情報、大切なメッセージ、
臨床雑話
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不安が不安を呼ぶ話
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    「人は見たいものを見る」とはよく言われる話。

     

    見たいもの・見たくないもの。

    つまりは強く意識しているものほど見えやすく、

    意識のアンテナを張ってないものは見えづらいということ。

     

    さてさて、あなたは普段、例えば次のどちらに意識を払っていますか?

    〇良いと思える出来事・変化、肯定的なこと、今ある恵、感謝

    ▲悪いと思える出来事・変化、否定的なこと、今足りないもの、不満

     

    〇に意識が向きやすい人とに意識が向きやすい人。

    どちらがストレスを抱えやすいと思いますか?

    もちろんですよね?

     

     

    危機・危険を避けるための警戒本能として

    マイナス事象にも気づく能力はもちろん誰もが備えていますが

    そういう類のことにばかりに目が行って

    〇にはなかなか気づけず、気づいていも過小評価し、

    悲観的にもの考えたり、不満を抱き続けるのは

    あくまで思考習慣の問題です。

     

     

    「私はそういう性格」と思い込んでいる人もいますが、

    性格を形づけるのは後天的な要素が大きく、

    生育環境を除けば習慣の要素がもっとも大きいといえるでしょう。

     

    つまり、

    日々の選択・決断・行動の積み重ねが

    今の自分を作っているということです。

     

     

    さて、同じ治療を受けても

    予後の良い人悪い人がいます。

    その原因のひとつがこの習慣の問題、

    特に思考習慣の問題です。

     

    同じ治療を受けながら予後の悪い人。

    それは悲観的な人、症状にばかりとらわれ人、

    いかに自分が辛いか、ということにこだわる人です。

     

    「人は見たいものを見る」のです。

    意識を払っているものほど見えやすく、大きくなります。

    痛みに執着している人は痛みをより大きく感じます。

    不安に執着するほど不安は大きくなります。

    そしてそれ以外のものには気づけなくなります。

    たとえそれが良い変化であっても。

    気づけない、あるいは気づいても過小評価するので

    その人にとってその良い変化は起こっていないことと同じになります。

     

    ちょうどカメラで小さなものにピントを合わせクローズアップすると

    その対象が大きく細部まではっきりと見えるようになるのと同時に

    周囲の映像はぼやけて見えなくなるのと同じです。

     

    心ここにあらざれば見れども見えず、聞けども聞けず、

    食らえどもその味を知らず

     

     

    思考の比重の大きいものほど脳はその人が重要視していると認識して、

    それに相応しい状況、世界を作り出します。

    不安や痛み、症状にとらわれればとらわれるほど

    それに相応しい状況を固定化させてゆくのです。

    たとえ、治療によって心身に良い変化が表れても

    本人がそれを過小評価すれば、それは必要ない変化なのだなと

    脳はそれを打ち消してゆくことになります。

     

     

    心身の異常事態はさしずめ火事。

    症状とはそれを知らせる身体からの警報。

    いつであれ必要があってその警報は鳴るのです。

    警報がうるさいからと警報だけを消そう、抑えよう、

    感じなくさせようとする。

    それが対象療法です。

     

    警報を消したら火事は治まりますか?

     

     

     

    長期的な視野に立ち、

    警報ではなく火事と向き合って根本的に治そうと思い、

    良い変化は良い変化として気づき受け止め喜べる人ほど

    予後は明るく、

    警報ばかりとらわれ、対症療法的効果ばかりを欲し、

    良い変化を良い変化として受け止め喜べない人ほど

    予後は暗く、治りは遅くなります。

     

    あなたならどちらが良いですか?

     

    どちらを選んでもあなたの道行き、あなたの自由ですが、

    自由には責任が伴います。

    あなたの選択の結果はあなたが引き受けるしかないのです。

     

    どうせなら、明るい未来に向けて

    それに相応しい選択をしてみませんか?

     

    自業自得。

    あなたの世界はあなたの選択次第です。

     

    ※自業(自らの業、行動・発言・思考)

     自ずから得るところとなる

     

     

    『意(おもい)はすべてに先立ち 諸法(すべて)は意になる

     意こそは諸法を統べる

     穢れたる意(おもい)にて且つ語り且つ行わば

     荷車の後を追う彼の車輪のごとく

     苦しみはつきまとう

     意はすべてに先立ち すべては意になる

     清らなる意にて且つ語り且つ行わば

     形に影の添うごとく

     楽しみ(安楽)彼にしたがわん』(ダンマパダ)

     

     

     

    根本治療専門

    鍼灸治療院きさらぎ

    TEL 079-421-9353

     

     

    | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 13:10 | comments(0) | - |