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加古川市の根本治療専門院
鍼灸治療院きさらぎ 院長の独り言

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臨床雑話
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攻めなさい
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    京都武徳殿は日本武道の聖地として名高い。
    戦前には武道専門学校という武道家養成学校の道場でもあった。

    当時この学校に在籍した東北出身の剣道科のある学生のお話。
    彼は小柄ながら地元ではそれなりの戦績を残した才ある剣士だった。
    けれど全国から集まった猛者たちの前には為す術なく、
    自身を失い、ついには退学を決意する。

    逃げるように学校を去ろうとするところを仲間に見つかって
    理由を問いただされた彼は答えた。

    「どうしても小手を打たれる。
    傷だらけになるがそれはみんな同じだから我慢できる。
    けれど小手を打たれまいと考えても工夫しても
    バカスカ小手を打たれてしまう。
    それが情けない。
    ほとほと自分の才能の無さに絶望した。
    おれにはお前たちと一緒にやっていく資格はない」

    そばで聞いていた剣聖と謳われた師 内藤高治師範が言う。
    「才能とは何の関係もありません。
     小手を打たれるならば打たれないようにすれば良いのです。」

    「先生教えて下さい!
     私には分かりません!
     どうしたら打たれないのですか?」

    「・・・攻めなさい」


    打たれまいとするから打たれる。
    自分の弱さと向き合うことと弱さに縛られることとは違うのだ。
    まして「だから自分はダメだ」などと思いつめる必要もない。


    「私には無理」
    「どうせ私は・・・だから」

    自分を卑下して貶めてはいないか。
    出来ない言い訳を掻き集めては
    挑まぬ自分を慰めてはいないか。
    心の底に滾る何かから目を逸らすように。



    春爛漫。
    桜は歌い、空は実に青く清々しい。
    何かを始めたくなるよな、
    そんなぞよめきを感じる方も少なくはなかろう。
    余計なことは考えず、
    溢れくる衝動に身をまかせてみるのも良い。




    『まことのことばはうしなはれ
     雲はちぎれてそらをとぶ
     ああかがやきの四月の底を
     はぎしり燃えてゆききする
     おれはひとりの修羅なのだ』
        宮沢賢治「春と修羅」より

    漢方鍼灸専門 鍼灸治療院きさらぎ  http://sinq-kisaragi.net/


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    | 想い | 07:45 | comments(0) | trackbacks(0) | 昨年の記事









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